こんにちは。主将の千原です。 少し、順番が前後してしまいましたが、Day6のレポートをちょっと長々とさせていただきます。 まず、この日はOBの上河さんと奥村様が来てくださいました。お忙しい中ありがとうございました! DAY6はトレセン全日程の中で最初で最後の訓練日和でした。自分の話をさせていただくと、今回のトレセンの目標は【周回】、ただそれだけでした。というのも、自分は全国の出場資格もすべて満たしているので、夏に参加した東大合宿で、千代田のワンポイントしかできなかった雪辱を果たしたくてたまりませんでした。 僕は往路陸送に参加して、月火は研究室があったので、妻沼についてすぐ関西へ戻り、そしてまた水曜日の朝から訓練に合流しました。合流前からしばらく天気が悪いことは、予報で知っていたので、条件が出たときにすぐに単座で出れるようにチェックに通ることが先決でした。 常に空の機体を眺め、ATのチェックでは、広く飛んで妻沼の気象をサーチし、今か今かとその日が来るのを待ち続けました。また、妻沼での飛行経験が去年のトレセンや東大合宿で多少ある故、WT・ATともにチェックにスムーズに通ることができ、ひたすら条件が出る日を待っていました。 ちなみに僕は、遠征や競技会中は髭を伸ばします。髭を剃らないと、滞空できたり周回できたりすることが多いです。髭が長ければ長いほど、良いことがあります。トレセン前半は気象条件が非常に悪かったです。それはきっと僕の髭が短かったからです。髭がいい感じに伸びてきたday6、この日は条件が出ると思っていました。(普通に前夜に条件予想したら、早い時間から条件が出ることがわかっていた。多分髭云々ではない。) 迎えたday6。訓練開始前に空を見上げると、なんか上がりそうな予感。正対風が強く吹き、寒気が入り込んでいた。とりあえず様子を見ようと、1発目の複座機が上がるのを見るとやけに沈下が少ない。これは粘れる!と思い、すぐ2発目にASK23の発航をねじ込んで飛びました。離脱すると弱いサーマルにすぐあたり、じわじわと高度を上げていきました。すぐに先に上がっていた複座機よりも高い高度へ上がりましたが、600mあたりから全然上がらない…。条件の出始めなのか、しんどい時間が続きました。風も強く、すぐに下に流されてしまい、流されては上へ伸ばすを何度か繰り返しました。(流されないようにもっとセンタリングしていきたいですが)飛び始めて30分経過したあたりから、地面が温まったのか、プラスが強くなり800mほどまで高度を上げ、給水塔トライ。しかし沈下の少ない方へ寄せてクルージングする技術が少なく失敗。もう一度高度を1000mまで上げてリトライしてなんとか給水塔クリアをしました。次に千代田へ行くわけですが、それもそれで一苦労でした。B空域に入ると沈下がなぜか多い!おそらく田んぼのラインに強い沈下帯がありました。そこに入っては高度を上げ直しを繰り返していると、後から上がってきた名古屋ディスカスがそのラインをぶち抜いていきました。イヤァ悔しい。機体性能の差も、沈下に入る度胸もすごいですが、やはり技量差を感じました。こんなにあとから上がってきた機体に先を越されるのを悔しいと思ったことはないです。なんとか沈下帯を抜けて千代田をクリアし、そのあとは降りるのももったいないので妻沼の空をしばらく堪能しました。2時間弱のフライトでした。 とりあえず、いい経験を積むことができましたが、やっぱりディスカスで飛びたいと思いました。同期の名大堤君がディスカスで飛んでる姿を見ると、羨ましいながらもどこか焦りを感じます。でもやはり今回のフライトで反省も多く見つかりました。複座機で周回練習もしたいな…。1人で飛ぶって寂しいですよね。 (奥村様から頂いた差し入れで、疲れを癒す部員ら) 今年度トレセンも、無事に終了しました。Day6に小山・山田ともに全国大会出場経歴が揃い、Day7には2回生瀬理の国内初ソロもあり、有意義な訓練となりました。 これにて2019年の立命館大学体育会航空部としての訓練はおわりです。ご理解、ご協力してくださった皆様、ありがとうございました。 トレセンで3名とも経歴が揃ったので、3月に3名揃って妻沼の空を飛ぶことができそうです。今年度全国大会は3回生の3名でASK23(ja2457)で出場します。 2020年も宜しくお願い致します。 (乗りたくてたまらなかった大工ディスカス)
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